ノーザランの中でも南に位置しているため、比較的ではあるが肥沃な土地。
草原地帯が広がっており、穀物栽培が盛ん。
南側からの山脈からは川も流れており、水もしっかりと確保できている。
南には強大な国家、ヴァルドリンドがあるが、幸いにして山脈があるために、攻め込まれることはない。
その為農業に力を費やしやすい。アストラハンには巨大な食料の集積所が存在し、国内で3番目に商業が発展している。
街道が東西と北に延び、旅人も多い。
前述の通り、農業が多いが、酪農も広く行っており、肉やチーズなどの生産量も多い。
また一部岩塩の採掘もおこなっており、食糧には本当に事欠かない。
ただし、生産量が決して多すぎるということはないので、国内消費で大半は賄われる。
各村に従騎士がおり、彼らを通じて間接的に領主が統治するシステム。
村の長となるものには、従属聖印が与えられている。
アストラハンの街の中にある10戸続きの水車小屋。
村落から運ばれてきた麦穂がここで粉に轢かれる。景観も良い。
ノーザラン最大の醸造所兼蒸留所。アカデミーから取り寄せた技術を用いて酒の醸造、蒸留を行っている。
専門の技師が付くほどその管理は厳重。酒場も付随している。