大地は乾いており、渓谷の下を細々と川が流れる。PL世界でいう、グランドキャニオンのような(あそこまで深くはないが)、荒野と渓谷地帯である。 また寒冷地のため、時折雪が降り農業は壊滅的である。
混沌災害の影響で、全域が荒地になったことで農作物は完全に壊滅。しかしながら蓄積していた食糧でおよそ乗り切ることに成功する。また蓄財していた財を運用し、他国への金貸し業を始めることとなる。一方で、国境周辺に配置した軍勢が軍閥化し、こちらも街を拠点として同じようなことを始める。 混迷極める内政は、直に鎮められることになるが、徐々にマフィア化しており、貧富の差も激しくなっている。またアストラハンの街から離れた場所は無法地帯となっている。
荒野、寒冷地ということもあり、まともな産業が育たず、蓄積してある金の運用と、蓄積してあった余剰作物を酒に変えるようになった。
各地でロードが取り仕切っているが、外とつながりが希薄になったことで、それぞれの権力が向上。あまり互いの交流は少なくなった。
全域が渓谷となっており、カザンへと繋がっている。人が住むのは基本的に渓谷の上部であり、下部は危険な魔境や生物などがいるためあまり立ち入るものはいない。
ノーザラン最大の醸造所兼蒸留所。アカデミーから取り寄せた技術を用いて酒の醸造、蒸留を行っている。
専門の技師が付くほどその管理は厳重。酒場も付随している。現在も酒の製造は行われ続けており、サマーラなどから食糧を輸入して酒にしている。
荒野を往く巨鳥。体長は片翼13mを超える。鋭いかぎづめで牛などをわしづかみし、奪い去ってゆく。非常に危険だが、人型生物は捕食対象ではないのがせめてもの救い。。