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グランクレスト グランドキャンペーン 極北の大聖印／ノーザラン・グランクレスト
舞台 †
アトラタン大陸最北東の地ノーザラン。
７人の諸侯と一人の王が治める土地。
厳しい気候の中ではあるが、争いは少ない国であった。
だが、ある儀式の最中、王が暗殺され、それをきっかけに混沌災害が国中で巻き起こる。
混迷を極め、環境が激変してしまった北の地が冒険の舞台となる。
キャンペーン概要 †
このキャンペーンはノーザランの新たな女王エカチェリーナと皆の聖印によって大聖印を顕現させ、 ノーザランから魔境を消し去ることを目的としている。
キャンペーンの進行 †
本キャンペーンはメインストーリーとサブストーリーに分類され、 メインストーリーはキャンペーンGMがシナリオを行い、キャンペーン全体に関わる話が行われる。 サブストーリーは誰でもGMをすることが可能で、単発か2，3夜程度のシナリオを行うことができる。 サブストーリーでカウントを集めていくことで、新たなメインストーリーが発生し、最終的に、 全てのキャラクターのカウントの合計が、目標カウントである200000カウントに達した時、 最終シナリオが解放される。
メインストーリー †
- GMはキャンペーンGMのミドリワニが務める。
- 日程は事前に決め打ち。
- 最初のシナリオ以外は、キャンペーン全体でカウントが溜まらないと発生しない。
サブストーリー †
- GMは誰でも可能。
- 事前に相談しても良いし、突発でも可能。
- いつでも立てることが可能。
ノーザラン設定 †
概要 †
ノーザランはアトラタンでも最北東の地であり、その広くが雪で覆われた土地である。
『忘れられた土地』と呼ばれるノーザランは極大混沌時代の影響が大陸で最も濃く残っている土地。
混沌濃度が高く人々は未だ生活がままならない状態。
多くが雪で覆われているが、混沌災害の影響で、環境が激変し多様な環境に変化している。
主要都市 †
"燃え盛る魔都"ムルマンスク †
かつて不凍港として、ノーザランの中心となっていた都市。
現在は周囲の火山活動が活発したほか、街も巨大な断層によって隔てられ、
溶岩が断層の底で煮えたぎっている。
城の周囲もまた溶岩で囲まれ、さながら魔界の城が如くそびえたっている。
"アザラシ半島"ノリリスク †
最北にある都市。港街であり、バリスタを備えた海の猛獣を狩る為の船がいくつも並んでいる。
地殻変動により環境変化が起こったと同時に、体長300mを超える巨大なアザラシが墜落し
巨大な三日月湾を生み出した。そこはアザラシの秘境となったほか、地殻変動により、
特殊な鉱石が算出するようになった。
"ノーザランの大銀行"アストラハン †
かつてノーザランにおける穀倉地帯で、ライ麦が広く生産されていたが、
作物は悉く枯れ果て、大地はひび割れ荒野と化した。<s>まさに世紀末</s>
蓄積してあった穀物は金へと姿と変え、金貸し業や保険業を始めるようになった。
その分格差は激しく、辺境は苦しい生活を強いられる。
"極楽都市"パラナ †
かつて万年雪に閉ざされていた都市だが、現在は真逆の常夏のの都市となった。
地殻変動の影響で島となり、周囲にはジャングルが溢れている。
一見平和だが、ジャングルには得体の知れない投影体の蛮族が住み着き、
危険地帯となっている。
"海中都市"ペルミ †
かつてイルクーツク、カザン、パラナをムルマンスクに結んでいた都市。
今は異界より投影された大坑道の集積地となり、現在もまだまだ交易都市として盤石。
しかし海中に沈んでしまい、地下と海中の二つの層に別れてしまった。
"平和都市"サマーラ †
かつて軍事の要所であったが、今は砦が悉く崩壊し、またその再建は進んでいない。
しかし、一部のものにしか知られていなかった、この国の殺人術を国民総てが
混沌の影響で取得してしまい、一市民が非常に強力な力を持ってしまった。
いつでも互いに殺すことができたことで、却ってゆとりができ、小さな諍いもなくなった結果
この国は平和になった。
"魔窟都市"カザン †
国の中心に位置する場所にあり、遺跡の上に建てられた都市だったのだが、
その遺跡は魔神王を名乗る少女の居城へと変貌を遂げ、かつての神官たちは、
悪逆の徒として反転してしまった。
重犯罪こそ少ないが、軽犯罪が非常に増えた他、魔神王の気まぐれで何が起こるかわからない、
文字通りの魔窟と化してしまった。
"美食の苗床"イルクーツク †
かつて、サマーラとパラナを結んでいた都市であったが、今は島国となってしまった。
気候変動のほか混沌の影響で大地が異常に肥沃になったり、魔境産の食物が増え、
食物が安定供給できるようになり、美食の苗床と呼ばれるようになった。
一方で最も海運が発達している国でもある。
主要NPC †
エカチェリーナ・レオノヴァ †
ロード／パニッシャー:メサイア
レオノヴァ王家の姫君。先代のイサーク・レオノヴァが暗殺されて以来、ノーザランの女王となる。
先代から受け継いだ聖印の規模は辺境伯。高い聖印の力を既に持っているが、直接戦闘は<s>全く</s>基本的に不得手。
レオノヴァ家が受け継いでいる《願望成就の印》の力によって、この国から混沌を消すことを使命としており、
父の代わりに果たさねばならないと自覚している。
我儘な側面もあるが、使命の重さを誰よりも理解している。年の頃16。
アストリッド・ユーノ †
エーラムを中心に活動していた行商人だが、ノーザランのムルマンスクに魔法士協会と深く関わりを持つ商会主となった。 エーラム産のマジックアイテムなど、非常に多様な商品をそろえる反面、金に汚いが、品質は確か。 本シナリオではアイテムの販売を行っている。
本キャンペーンシステム †
本キャンペーンはフリーセッションのような形式で行う。 そのため通常のグランクレストと異なるルールがいくつか存在する。
複数のキャラクター所持。 †
本キャンペーンは一人のPLが複数のキャラクターを所持することが可能である。 取得した経験点は所持しているキャラクターに振り分けることが可能となる。 キャラクターは後述するメインPCとサブPCに分類される。
メインPC †
ノーザランにおいて"主要人物"と呼ぶに値するキャラクターたち。 メインPCは以下の特典を受ける。
- 初期レベルが5。
- 所持金を1000G取得している。
- オリジナルのユニーク特技1種類。(内容はGMと応相談)
- 以下の中から、あなたがノーザランにおいて獲得している地位や特権を手に入れることができる。
- 7諸侯(ロード限定。最大7名)
- ノーザラン将軍(1名 ロードorアーティスト ワークス:将軍限定)
- ノーザラン宰相(メイジ限定 1名)
- レオノヴァ家従者(ワークス:従者限定)
- 友好的な魔境の主(投影体限定)
- その他は応相談
メインPCは基本的にメインシナリオに積極的に関わっていくPCを想定している。
サブPC †
サブPCは主にサブストーリーに参加することを想定されたキャラクターたちである。
- 初期レベルは1。
- 所持金は100Gからのスタート。 サブPCであってもメインストーリーに参加することは可能である。逆にメインPCもサブストーリーに参加可能。
キャラクターの所持枠 †
キャンペーンスタート時はメインPCが1枠、サブPCが2枠各PLが所持している。
現在は合計で5枠が基本となり、それ以上の場合はＧＭＰによって増やす必要がある。
所持金システム †
ノーザランにおいては、エーラムの発行している貨幣ではなく、独自の金貨、銀貨、銅貨で取引が行われる。 また、エーラムからの支援は地理的要因から受け辛い。 その代わりに、エーラムから派遣されたアストリッド・ユーノの商会がアーティファクトの取引をになっており、 金銭的に取得が可能となっている。その為、アーティファクトを獲得する際、個々人で内容を決め、 取得することができる。
- ただし、取得できるアーティファクトの上限レベルは商会が持つ1～5のレベルと同等になる。
- メインシナリオが進むごとに商会のレベルがアップし、獲得できるアーティファクトの幅が増えていく。
- 通貨は1カウント＝1G(金貨)と同等。
- 使い捨てアイテムは再補充はない。代わりに価格が10分の1となる。
アカデミーサポートについて。 †
前述の通りアカデミーサポートは受け辛い環境にある。故に、これもまた商会を通して、金銭で入手する必要がある。
所属 †
PCたちはそれぞれ所属する領を持つ。 所属は8通りあり、レオノヴァ家直轄地と、それ以外の7つの君主の領となる。
