*『遺跡都市』カザン [#zf49b1be]
*『魔窟都市』カザン [#zf49b1be]
**気候 [#g600385a]
大陸中部にあるということもあり、比較的乾燥しており、周囲にはタイガの森林帯が多く存在する。サマーラ・ペルミ・イルクーツクを結ぶ地点となっている。周囲は平野が多く、背の低い草の草原が広がる。
**特徴 [#kafa8546]
都市全体が遺跡の上に建てられているため、古い建築物を再利用しているかのような建物が多い。街の中心には、高さ50mはある高い祭壇がそびえており、王家のものはここで儀式を執り行う。
街の外には放浪民たちが天幕を張り生活しており、半ばスラムと化している。
カザンは地中300mほどの、陥没した大地に存在する。地上に当たる場所は寒冷な土地だが、カザンのある陥没した大地は温暖な気候であり、広葉樹の森が広がっている。大地も肥沃なものとなっており、農村地帯が広く広がり始めている。
**大災害の影響 [#kafa8546]
宗教都市となっていたカザンはその様相が大きく変化する。
太陽の神殿と呼ばれた遺跡は黒い城壁の城塞と化し、ディアボロス界の強力な魔神がその主として投影された。神官だったものたちは、混沌の影響もありその魔神を崇拝し、悪事に手を染め始める。
陥没した大地は温かく肥沃なため農作物がよく育つようになった。また、街の周囲には森が現れ、エルフ界のエルフたちが多数投影され、彼らと手を結ぶようになる。
**産業 [#x2f2dd54]
ジャガイモや甜菜の生産が大半を占める。あまり目立った産業はないが、食糧は他の領地から流れてくるためあまり困らない。また、遺跡都市ということもあり学術的機関がここに存在する。
産業が農業中心へと移行する。また、海の滝と呼ばれる場所に異界から投影された港があり、ペルミの港として機能している。
**政治 [#v60d314d]
儀式を執り行う者たちが、王家とのつながりもあり、発言権が強め。ただ、商会主たちも最近力を付けつつあり、ロードは両者の調停と決定役の面が強い。
犯罪結社が魔神の威を借りて政治に口を出す始末となっている。
商会主たちは力を落したがそれでもなお口をはさむが、ロード主導の政治にならざるを得ない状態となっている。
**名所 [#a885cca7]
***太陽の神殿 [#j77d4b8a]
古くからある遺跡の祭壇。毎年2回ここで王家の者が儀式を行われる。その時は人も賑わい、祭りのようになる。基本的に立ち入りは禁止なのだが、稀にいたずらなものや若者が侵入し、叱られている姿が目にされる。
***%%悪魔城%% 黒の魔城 [#j77d4b8a]
一説には魔神王の投影体とされる魔神が住む城。かつて太陽の神殿だった場所である。
現在神官だったものたちが魔神の手下となっており、活動しているが。
当の魔神にとっては勝手に崇拝されて、勝手に自分の名前の元に悪事をされてるとの事。
もっとも止める気も全くないのだが。
テレポート/インフェルノレイン/ポリモルフ/キネティックバリアⅡ/ワールドプロジェクションなど高レベル魔法を使いこなすとんでもない投影体。
今日が乗れば力を貸してくれるが、いずれにせよ厄介な隣人である。
***旅人たちの十字路 [#g542d498]
旅人たちがよく利用するといわれている評判の酒場。内部のスペースが広く、たまに旅芸人が芸を披露して盛り上げている。冒険者宿のようなものも兼ねている。
旅人たちがよく利用するといわれている評判の酒場。内部のスペースが広く、たまに旅芸人が芸を披露して盛り上げている。冒険者宿のようなものも兼ねている。混沌に飲まれた今も健在である。

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