*独立魔法士 [#i2cf42c7]
独立魔法士というのは、ノーザランに所属しているが、特定の君主には仕えない魔法士の事です。&br;
魔法士は通常アカデミーに所属して活動するか、君主に仕えており、それ以外の場合ほとんどは闇魔法士とされてしまいますが、&br;
独立魔法士は、エカチェリーナ女王がアカデミーに要請して、ノーザランの地にのみ置かれた役職です。&br;
**独立魔法士になるためには [#b17cb8b9]
独立魔法士たちは、魔法士協会で一定の実力が認められた魔法士にのみ認定され、&br;
各門派の長から承認される事でなることができます。&br;
**義務と権利 [#b1246f99]
独立魔法士たちは国に所属し、その成果を国に報告しなければなりませんが、&br;
一方で比較的自由に研究などを行うことができます。&br;
また、研究だけでなく、混沌討伐などで活躍することでも評価に繋がり、&br;
その在り方は多様です。

*とある独立魔法士の一日 [#k945781f]
  独立魔法士の朝は早い。暁も見えぬ薄暗い中起床し、身支度を整え、
 庭の薬草畑の混沌濃度を調整してから水をやり、朝餉にヤギのミルクと
 干し果実入りのビスケットを食べながら読書にいそしむ。
 午前は工房の中に再現された異界のような空間から植物を採取し、分析。
 昼は黒パンを根菜を煮込んで作ったスープに浸して食べつつ、砂糖菓子で当分を補給する。
 昼は黒パンを根菜を煮込んで作ったスープに浸して食べつつ、砂糖菓子で糖分を補給する。
 午後は書物を取り出し、羊皮紙に計算結果や実験結果の経過をまとめ、
 夕方には納品予定が近いアーティファクトに魔法を付与(エンチャント)する。
 黄昏を眺めながらローストした鶏肉を葉物野菜と共に食し、
 蝋燭を灯して一日の研究成果の振り返りを確認する。
 就寝前には屋上に出て星の運行を観察し、
 眠気が出てきたころに床に入る。
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