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20170131_0

2017/01/31
入室記録
18:44:33
アルフラットさんが入室しました。
入室記録
18:45:52
無冠の英雄さんが入室しました。
無冠の英雄
18:46:06
あれ名前が…
退室記録
18:46:12
無冠の英雄さんが退室しました。
入室記録
18:46:54
アデリーナさんが入室しました。
アデリーナ
18:47:18
こんばんはーまじぼけしてました申し訳ない!
アルフラット
18:47:46
よろしくお願いします
アデリーナ
18:47:56
よろしくお願いしますー
18:49:57
では今回は最近の依頼の後日談的な方向性でひとつ
アルフラット
18:50:25
はーい
アデリーナ
18:50:44
寄生生物〜情報思念体戦後ですかね
18:52:08
(最近、頻繁に遠出をした影響なのか。それとも敵の思想に感化された影響なのか。少し思考に乱れが発生しているようだ)
18:52:25
(もしかして私は、疲れているのだろうか)
18:52:42
(それとも…?)
アルフラット
18:53:20
「どうしたんだいリーナ。紅茶が冷めてしまうよ」
アデリーナ
18:54:25
「…あっ、申し訳ありませんアルフ様。最近遠出が多かったのか、少し調子が。…でも、すぐ直ると思いますので」
18:55:54
実際、アデリーナの思考が少しおかしくなっているのは確かだった。考え事が増え、うわの空になることも増えている。
アルフラット
18:56:15
「ふむ……何か悩みごとがあるのかね」
18:56:46
「相談してみなさい。これでも、君より人生経験だけは少しばかり多めに積んでいるんだ」
アデリーナ
18:57:37
「無いといえば嘘になります。…が、それは恐らく、最近出会った敵対生物の思想を見て混乱しているせいかと」
アルフラット
18:58:52
「ふむ」
18:59:07
「感化されてしまったかい?」
アデリーナ
19:00:18
「ええ、かもしれません。最初は冗談じゃないと思っていましたが、心の中では否定できない自分がいた」
19:01:10
「他者依存の精神で救われるはずがない、とか」
19:02:02
「そう思っていたはずなのに、否定できない、しきれなかった」
19:03:13
「そう考えるうちに、私もあなたに依存し過ぎているのではないかとか」
19:03:51
「それを綺麗な言葉で誤魔化しているだけではないかとか考えるようになりました…」
アルフラット
19:04:50
「そう考えるのも不思議ではないかもしれないね」
アデリーナ
19:05:19
「…かもしれませんね」
アルフラット
19:05:50
「おいで、リーナ」自分は机に座り、アデリーナに自分の椅子を奨める
アデリーナ
19:06:12
「…よろしいのですか」
19:06:42
(少し、そこに座ることに躊躇いがあるようだ)
アルフラット
19:07:14
「僕が構わないと言っているんだ。他に誰の許可がいるんだい?」
アデリーナ
19:07:55
「…了解しました」少し居心地悪そうに、軽く腰掛ける
アルフラット
19:08:34
「君のいつも座っている席と、見る景色が違うだろう?」
アデリーナ
19:08:41
それは、象徴としての椅子に座ることへの躊躇いなのかもしれない。…ロードとして、の。
19:08:53
「…はい」
19:09:52
「少し、緊張します」
アルフラット
19:10:11
「緊張、か」
アデリーナ
19:10:28
「…私は」
アルフラット
19:10:31
「ひとつ深呼吸してみなさい、落ち着くから」
アデリーナ
19:11:09
「あっ、は、はい!」
19:11:33
すう、と深く息を吸い込み、目を閉じる
アルフラット
19:12:05
「さあ、目を開けて」
アデリーナ
19:12:22
言われるがままに目を開ける
アルフラット
19:13:14
「席は部屋の中央にある。ここから、入っていく人も出て行く人も見える」
アデリーナ
19:13:27
「…はい」
アルフラット
19:14:21
「入ってくる人は僕に要件がある、出て行く人は僕への要件が終わった人だ」
アデリーナ
19:14:48
「それは、存じております」
アルフラット
19:15:43
「それなら話は簡単だ」
19:16:41
「人は巡り回って循環している」
アデリーナ
19:17:06
「で、ありますか」
アルフラット
19:17:17
「だがどうだろう。そこに留まり続ける人も居る」
19:17:43
「そう。それは僕だ」
19:18:00
「僕がいるからこの部屋という空間が存在する」
アデリーナ
19:18:02
「…言葉の意味が掴めません。」
19:18:18
「…ああ、そういう事でしたか」
19:19:40
「確かに、ロードと同じでそこに主がいるから、その『場』は成り立つと。そういう事なのでしょうか」
アルフラット
19:20:38
「そう考えてもいいかもしれないね。君らしい考えだ」
19:21:12
「その椅子には今、君が座っている」
19:21:35
「僕が言わば部外者になるわけだ。出て行く様子があるかい?」
アデリーナ
19:22:03
「…無いですね。確かに」
アルフラット
19:22:43
「要件があるように見えるかい?」
アデリーナ
19:23:31
「それも、無いですね。話をしているだけ、です。」
19:24:07
「とは言え、ここは本来貴方の場所なので当然のことでは無いですか…」
19:24:49
その表情には、少し陰りが見えたかもしれない
19:25:27
「私は本来、相応しくない存在です…」
アルフラット
19:26:36
「要件がないのに執務室に居る。そう」
19:26:54
「本来なら必要ない存在、と言われても仕方ないかもしれないね」
アデリーナ
19:27:31
「…。」その瞳は、少し潤んでいた。
19:27:51
今にも大粒の涙が零れ落ちそうだった
アルフラット
19:28:01
「だけどね」
アデリーナ
19:29:07
「…はい」スカートにぽたりと雫が落ちる
アルフラット
19:29:27
「必要ある、ないとは本人が決めることであり」
19:29:41
「他者が定めることじゃないんだよ」
19:30:11
「僕がこの席で一度だって、君に必要ない――と言ったことがあるかい?」
アデリーナ
19:30:50
「…いいえ、一度だって。そんなことは決して」
19:31:18
(ああ、私は)
19:31:40
(いつもこうして、こんな風に振り回して)
19:32:15
(この人の優しさを無理に引き出して甘えてしまっているのか…)
19:32:51
(…自分がとても醜くて、ちっぽけで、情けなく見えた)
19:33:40
「その優しさに、応えてみせます。きっと。」
アルフラット
19:34:10
「うーん」
19:35:15
「」
19:35:31
「応える、か」
アデリーナ
19:35:32
ぐずぐずと泣いている姿を見られたくないせいか、俯いたままだ
アルフラット
19:36:36
「頑張らなくていいんだよ」
アデリーナ
19:36:37
だが、スカートにはどんどん雫が落ち続けている
19:37:01
「…それは無理というものです…」
アルフラット
19:37:20
「君は今まで頑張り続けてきたんだ」
アデリーナ
19:37:56
「…そうしなければ、私は呆気なく壊れてしまうから。自分でもそれはよくわかっているのです」
アルフラット
19:38:13
「自分の身を削り、心を摩耗させ、息を切らせて走り続けてきた」
アデリーナ
19:38:42
「…わたしは」
19:39:30
「それくらいしなければ、皆に追い付けない。だめな人間です」
19:40:25
「お父様や、あなたや、イルベット様やベル様のようには…」
アルフラット
19:40:58
「追いつく必要はあるのかい?」
アデリーナ
19:41:09
「その資格を失った人間なりに出来ることをしているだけです…」
アルフラット
19:41:45
「ロード」
19:42:09
「になれなかった、それがそんなに悔しいのかい?」
アデリーナ
19:42:47
「…はい。私はまだ、そこに強い未練があります。だからこそ、あなたはとても眩しく、そして羨ましかった」
19:43:19
「前回の依頼では、それを痛感させられました」
19:44:19
「私も、きっとイルベット様がとても羨ましかったのです。だからこそ敵に対して怒りをぶつけ、八つ当たりまでした。弱い人間です」
19:45:20
本心を自分でも理解し始めたようだ。顔は涙でぐしゃぐしゃになっている
アルフラット
19:46:45
「きっと、それは埋まらない溝なのだろうね。君が永遠に背負い続ける、心の闇になることだろう」
19:48:03
「だけどね、リーナ。それを負い目に思ってはいけない。弱い自分をいじめてはいけないよ」
アデリーナ
19:48:58
「…はい。自分でも、わかっているのです…わかっているつもりでしたが…」
19:49:53
「彼らの言葉が、姿が、浄化したはずの今でも夢に」
アルフラット
19:51:41
「そうか」
アデリーナ
19:52:31
「…はい。ですが、少し今日の夢見は少しだけましになりそうです」
アルフラット
19:52:53
「うーん」
19:53:47
「位置替えの印」自分とアデリーナの位置を入れ替える。君が机に座る格好だ
19:54:02
「これなら同じ目線だね」
アデリーナ
19:54:25
「!?」
19:55:33
「こ、こんなぶ、無礼な事は出来ませんよっ」涙を拭いあたふた
19:55:58
「いいい今すぐ降りますっ」
アルフラット
19:56:24
「いや。別にいいさ。どうせ僕しか見ていない」
19:57:05
「僕だけしか見ていない」
アデリーナ
19:57:11
「こんなぐしゃぐしゃの顔を見られるのが、その、恥ずかしくて」
19:58:52
「鼻も目も赤いし、いつもより更にみすぼらしい姿なんて…あなたには…」
アルフラット
19:59:18
「言ったじゃないか」
19:59:27
「弱い自分をいじめちゃいけないよ?」
アデリーナ
20:00:28
「…ばか…。あなたの前だからこそ、見栄をはりたいのです…」
20:01:00
「よりにもよって…一番見せたくない人なのに…」
アルフラット
20:02:13
「見栄を張った君。弱音を吐く君」
アデリーナ
20:02:34
(全く何とも思われていないからこそ…少しは綺麗な姿でいたい。どきりとさせてみたい)
アルフラット
20:02:45
「僕はどちらも素敵だと思うけどね」ふふっと笑う
アデリーナ
20:03:06
「…心にもない事をまた、そうやって…」
20:03:48
(まだ余裕があるということは…つまりそういうこと)
20:04:22
(でも今は、まだそこに縋っていたい。そう思っている)
20:04:46
ふい、と顔を明らめ横を向いている。
アルフラット
20:05:14
「僕は正直者だとよく言われるんだけどね」
アデリーナ
20:06:27
「…そういう事にしておきます。ええ。」耳まで赤くなっている。何だかんだで嬉しくはあるらしい
アルフラット
20:06:33
「君の前では特に正直だよ」
アデリーナ
20:07:33
「〜〜〜っ」どうして良いかわからずもじもじしている
20:08:14
「…全く。あなたには翻弄されっぱなしですね。私は」
アルフラット
20:08:19
「――君は執務室にいてくれないと困る」
20:09:06
「翻弄されているのはどちらかな」
アデリーナ
20:09:38
「…?」きょとんとした目で見ている
アルフラット
20:09:40
「ははは」パチン、と指を鳴らすと君は自分の椅子に座っているだろう
アデリーナ
20:10:11
…何でそんな事を?という顔だ
20:11:07
本来の自分の椅子に戻り、ホッとした様子だ
20:11:56
「あ、その、本日はこの後来客があるのでしたっけか、そういえば」
20:12:15
時計の鐘の音を聞き、はっと振り返る
アルフラット
20:12:29
「ああ。そうだね。お茶の用意をしてくれるかな、リーナ」
アデリーナ
20:13:10
「かしこまりましたアルフ様。…その前に顔を洗ってまいります」
20:13:45
たたたっとドアを開け厨房へと走り出した
アルフラット
20:14:18
「ふぅ」
20:15:03
「…… 思春期って辛いねえ。僕には無かった時期だ」
20:15:06
「眩しいなあ」
20:15:32
ではこんな感じで!
アデリーナ
20:15:49
お疲れ様でした〜(強引な巻き)
20:16:11
実はめっちゃ効いてましたあのシナリオ
アルフラット
20:16:32
まだまだえぐっていおきますよ
アデリーナ
20:16:55
それはもうクリーンヒットで …ヴッ
20:17:07
(ばたりと倒れる
アルフラット
20:17:31
ふふふ
アデリーナ
20:17:36
たぶん更に仄暗い一面が
20:18:09
っと、そろそろ次あるんでしたっけか…そろそろ締めますか
アルフラット
20:18:13
ともあれ、お疲れ様でした!
アデリーナ
20:18:19
お疲れ様でした〜
退室記録
20:18:33
アルフラットさんが退室しました。
退室記録
20:18:37
アデリーナさんが退室しました。
発言統計
アデリーナ90回57.7%2144文字64.2%
アルフラット65回41.7%1190文字35.6%
無冠の英雄1回0.6%6文字0.2%
合計156回3340文字