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20170212_0
- 2017/02/12◥
- 入室記録◥
- 12:43:47
- ベオさんが入室しました。
- 入室記録◥
- 12:44:08
- フローレンさんが入室しました。
- フローレン◥
- 12:44:32
- こんにちは~ それではよろしくお願いします
- ベオ◥
- 12:44:43
- よろしくお願いします。ちょっとナレーション入れますか
- フローレン◥
- 12:45:01
- 了解です
- ベオ◥
- 12:50:25
――それは、些細な出来事だった。
『ベオ。これからお前の許嫁に会うことになる』
「はぁ? 許嫁って……俺はそんな決められた相手なんて絶対に嫌だぞ!」
『ほほう。会ってみてその口が叩けるかな』
「……」
「あら。幼馴染のベオが許嫁だったんですね。それなら私も安心ね」
「あのクソ親父イイ!!」
それから、2人の関係は始まった
- フローレン◥
- 12:52:08
- ある日のこと、いつものようにフローレンは自宅の研究室と温室でゆっくり植物蒸留などをしていると、見知った赤毛の少年が部屋に入って来た。
- ベオ◥
- 12:52:37
- 「なあ、フローレン!!」バターンと扉を開ける
- フローレン◥
- 12:52:53
- 温室には小さなマイコニドと蕪に似たマンドレイクが居て仕事を手伝っている
- 12:53:35
- 「…あら、べオ。来ると言ってくれればお茶菓子を用意させましたのに」
- ベオ◥
- 12:54:24
- 「ごめん! でも、居ても立っていられなくてさ」
- フローレン◥
- 12:54:32
- 「紅茶とクッキーしかないけど良いですか? …あと、今日はまた何かのお誘いです?」紅茶を丁寧に淹れている
- 12:55:23
- キョトンとした顔で聞いている
- ベオ◥
- 12:55:29
- 「ああ。実はだな……」ゴソゴソとポケットを漁る
- 12:56:20
- 「サマーラの領主がさ。実戦部隊を募集しているらしいんだ。ほら、魔境が拡大しつつあるだろ」
- 12:56:29
- 「家来だけじゃ手足が足りないらしいんだ」
- フローレン◥
- 12:57:34
- 「みたいですねえ、学院の方も熟練者でなく学生を出陣させるという話になっていますし…」紅茶をすすめる
- ベオ◥
- 12:58:52
- 「そういうことだ。えっと、その、だな。その」
- 12:59:17
- 「一緒に――来てみないか?」
- フローレン◥
- 12:59:28
- 「私はヴォルフガング家との契約を済ませたので呼ばれたりはしませんでしたが。 えっ」
- 13:00:18
- 「べオのお願いなら、その、ヴォルフガング家の命令という事になるから問題ないと思いますが。どうしてまた」
- ベオ◥
- 13:01:36
- 「えっとえっと……だって、その俺達ってさ」
- フローレン◥
- 13:02:21
- 「はい」エメラルドのつぶらな瞳がじっと見つめながら相手の言葉を待っている
- ベオ◥
- 13:04:15
- 「おさっ……許嫁だからさ」
- フローレン◥
- 13:05:05
- 「ふふ、そう言われればそうでしたね。ならばいっしょに行かない理由などありませんね」
- ベオ◥
- 13:05:16
- 「……フローレンと一緒じゃないと、やだ」
- フローレン◥
- 13:06:25
- 「かしこまりました、どこへ行きますか? マイ・ロード」笑みを浮かべながら答える
- ベオ◥
- 13:07:12
- 「あああああああああ」マイコニドを思わず抱きしめる
- フローレン◥
- 13:08:22
- ぬいぐるみサイズのマイコニドは「きゅ~」と言いながらジタバタもがいている
- ベオ◥
- 13:09:24
- (可愛すぎる。可愛すぎるだろ、俺の幼馴染)
- フローレン◥
- 13:09:39
- 「ふふ、あらあら…。じゃあその前に栄養補給しないとですね。私が焼いたハーブ入りクッキーですが、どうぞ」
- 13:11:07
- 「きゅー!きゅー!!」マイコニドは抗議しているようだ
- ベオ◥
- 13:11:08
- マイコニドを開放し、改めて貴方を見る
- フローレン◥
- 13:11:50
- その様子に気付き、真っ直ぐあなたを見るだろう
- ベオ◥
- 13:12:50
- 「……えっと、いいのかよ。そんな簡単に決めちまってさ」
- フローレン◥
- 13:15:13
- 「何故も何も、あなたは私の未来の夫で仕えるべき領主様ではないですか。その命に背くことなどあり得ません。…断る事もあるかも、ですが」
- 13:15:44
- 「…あなたの命に関わる事は別ですけど、ね?」
- ベオ◥
- 13:17:25
- 赤面しながら顔を覆う。まさか、フローレンにここまで言われると思っていなかったのだ
- 13:18:34
- 「い、い、い」
- フローレン◥
- 13:18:47
- ケロッとした顔で凄い事を言っているが、本人にはその自覚がない様だ
- ベオ◥
- 13:19:26
- 「時には俺についてきて、そして時には俺をを引っ張って――くれ」か細い声で絞り出す
- フローレン◥
- 13:20:25
- 「もちろんです、私の人生で良ければまるっと差し上げます。マイ・ロード」
- ベオ◥
- 13:22:45
- 「俺だって。俺ので良ければ、まるっと持ってけよ。俺はフローレンのためにこの生きるから、さ」
- フローレン◥
- 13:23:44
- (マンドレイクとマイコニド達がべオを「どうしたの?」「なになに?」という様子で集まってきている)
- 13:24:00
- べオの周りに
- ベオ◥
- 13:24:32
- (こ、ここって抱き締めたりキ……キスしたりする場面なのかな。わかんねえ、わかんねえよ)
- フローレン◥
- 13:24:40
- 「はい。ではお互い半分こずつ、ですね?」
- 13:25:00
- にこにこと表情を変えずに答えている
- ベオ◥
- 13:25:41
- 「は、半分こだな。お互いに、互いを手を繋いで歩んでいこうぜ」
- 13:25:56
- 「えーい散れ散れ! 見世物じゃねーぞ!!」
- フローレン◥
- 13:26:42
- 「あらあら、皆さんちょっと温室の方に行ってて下さいね~」人(?)払いをするだろう
- 13:28:22
- 魔法植物たちが居なくなった後、微笑みながらあなたの手をそっと取るだろう
- ベオ◥
- 13:29:11
- 「……!?」握られる。貴方の体温が直に伝わってきて、鼓動が早鐘のように打つ
- フローレン◥
- 13:30:06
- 「ふふ、嬉しいです。 あと、べオはあの時から随分と逞しくなったのですね。手だって前は変わらない大きさだったのに、今ではこんなに差が付いてる」
- 13:30:56
- 「随分、修業を積んだのですね」
- ベオ◥
- 13:31:26
- 「……だって、そりゃあ」
- 13:32:02
- 「愛しい人、フローレンを守りたいからに決まってるだろ。そのためなら俺、どんな無茶だってするよ」
- フローレン◥
- 13:32:45
- 「それはやめてください」声のトーンが平坦になっている。若干不機嫌…なのだろうか
- 13:33:14
- 「無茶されたら、あなたがこの世界から消えてしまいかねない」
- 13:34:09
- 「それはすごく怖い事ですし、すごく嫌な事だから」
- ベオ◥
- 13:35:33
- 「……ああ、分かった。それだけは気をつける」貴方の手を握り返す
- フローレン◥
- 13:35:35
- 「私は、貴族の家の娘でアカデミーの人間だから、どんな人に嫁がされるのだろうとすごく不安だったけど」
- 13:36:24
- 「べオ、良く知っていて仲の良いあなただと聞かされてすごく安心したのです」
- 13:37:20
- 「だから、私にそれ以外の未来を見せるのは…」まつげを伏せる
- ベオ◥
- 13:38:05
- 「……」そっと貴方を抱き寄せる
- 13:38:38
- 「俺達の未来は決まっているよ。俺が夫で、フローレンが妻。それ以外にない」
- フローレン◥
- 13:38:44
- 「…」あなたの肩に顔を埋めるだろう
- ベオ◥
- 13:38:53
- 「だってさ。いいなづけだろ?」
- 13:38:58
- 許嫁
- フローレン◥
- 13:39:50
- 「…はい。許嫁です」
- 13:40:52
- あなたの背中に手を回すだろう
- ベオ◥
- 13:40:58
- 「絶対にそれは叶えてみせるから。心配するなって。な?」
- フローレン◥
- 13:41:13
- 「当然です、マイ・ロード」
- ベオ◥
- 13:43:15
- 「……ここから、どうすればいいと思う?」
- フローレン◥
- 13:44:10
- 「ふふ。まずは、べオが出掛けたいと言った場所にでも行ってみましょうか」
- 13:44:53
- 「あ、でも、今後は無言の家出は禁止ですよ。当主様が凄く心配していましたから」
- ベオ◥
- 13:45:38
- 「ちぇっ 見透かされちまってたか」
- フローレン◥
- 13:46:05
- 「今度勝手に出て行ったら、あいつを鍵付きの塔に放り込むしかないな!って」
- ベオ◥
- 13:46:52
- 「そりゃあ敵わないな。鍵をぶっ壊して余計な出費をさせちまうからよ」
- 13:48:07
- 「……じゃあ、行こうか。デート、でいいのかな?」
- フローレン◥
- 13:48:10
- 「でも、他の領主様や領地からの援軍要請に応えるという形なら問題はないか、とも言ってましたよ。なので、許可を貰えば大丈夫なはず」
- 13:48:57
- 「ええ、逢引き…になるのでしょうか」 ほんのり頬が桜色に染まっている
- ベオ◥
- 13:49:47
- 「あ、逢引……それでも構わない!」
- 13:50:04
- 「行こうぜフローレン! 本来の目的はそれだったんだからよ!」
- フローレン◥
- 13:50:08
- 「ふふ、では行きましょうか」
- ベオ◥
- 13:51:05
- 貴方の手を引いて外へ向かうだろう
- フローレン◥
- 13:51:18
- そう言って、鞄にポーションを詰め込むだろう。…それと、マイコニドが鞄に入り込んだ…ようだ
- ベオ◥
- 13:51:42
- 観客め!
- 13:51:56
- それじゃあ2時からセッションですし、今回はこんなかんじで!
- フローレン◥
- 13:52:08
- おつかれさまでしたー そうですね!
- ベオ◥
- 13:52:30
- お疲れ様でした!
- 退室記録◥
- 13:52:38
- ベオさんが退室しました。
- フローレン◥
- 13:52:38
- ではまたセッションの方で!
- 退室記録◥
- 13:52:42
- フローレンさんが退室しました。
- ◥
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発言統計 |
フローレン | 48回 | 53.3% | 1575文字 | 57.2% |
ベオ | 42回 | 46.7% | 1179文字 | 42.8% |
合計 | 90回 | 2754文字 |