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20170226_1

2017/02/26
退室記録
14:40:37
フローレンさんが退室しました。
入室記録
14:40:58
アデリーナさんが入室しました。
アルフラット
14:41:34
優雅にティー・ブレイク中
アデリーナ
14:43:30
部屋に聞き覚えのあるノック音と小さな足音が聞こえてくるだろう
アルフラット
14:44:03
「どうぞ。鍵は掛けていないよ」
アデリーナ
14:44:18
「失礼しますアルフ様」
14:45:18
「お茶菓子をお持ちしました、どうぞ。…あと、ですね、先程の話なのですが」
アルフラット
14:45:29
「やあ、リーナ。来ると思っていたよ。好きな所に座ると良い。」
14:45:56
「やはり聞いていたんだね。不自然に居ないから気になっていたんだ」
アデリーナ
14:46:30
「ありがとうございます、では遠慮なく…」良く見るとお茶菓子も紅茶も2人分ある。長居する気だったらしい
14:46:57
「ええ。自分の名が聞こえれば当然気になりますので…」
アルフラット
14:48:18
「で、感想はどうだい?」
アデリーナ
14:49:24
「心臓が握り潰されるような衝撃を受けましたよ…。領地が欲しいとはずいぶん大胆な申し出をしましたね、アルフ様も」
14:49:52
「正直なところ、相当ハラハラさせられました」
アルフラット
14:50:20
「普通ならしないよ。僕なりに、きちんと条件を踏まえての提示のつもりだったんだけどね。断られちゃった」
アデリーナ
14:50:57
「まあ、でも、その…ありがとうございます…」鳥籠に入れて、の部分を頭の中で反芻しながら
アルフラット
14:51:33
「ん。何か君にお礼を言われるような事をしたかな?」
アデリーナ
14:52:20
「ええ、アルフ様に気遣って頂けたことはあれで充分わかりましたので」
アルフラット
14:53:10
「ふふふ。そうかい?」
アデリーナ
14:53:51
(この人は本当に、自分の事は見えていないのですね。…いえ、それすらも作戦?)
アルフラット
14:53:53
「こうも考えられる。君をダシに、セアン公への手札として使用した」
14:54:52
「それでもリーナはお礼を言えるのかい?」
アデリーナ
14:55:44
「今の私にそれほどの政治的価値があるとは思えませんが、使って頂けるなら遠慮なくどうぞ。あなたは私の恩人で主なのですから」
14:56:24
「それに、身も心も、私の持っているもの全て捧げるつもりです」
アルフラット
14:57:53
「あー あー なんだ、リーナ。君は自分を不当評価しているね。うん」
14:58:28
「腐っても鯛。貴族といのは捨てたくても捨てられない、たとえ没落していても使いみちがあるのだよ。このようにね」
アデリーナ
14:59:11
「事実だからいいのです。あの時あなたが私をスラムから拾い上げてくれなければ、きっと力を使いこなせず混沌に呑まれたか、誰かの奴隷になっていたか、殺されていましたからね」
アルフラット
14:59:23
「僕に捧げるつもりなら。まずは自分の価値を見直すことだ」
15:00:15
「Ifを語っても仕方ない。それは過去のことであり、起こり得なかった未来、防がれた現実なのだから」
アデリーナ
15:00:29
「…で、ありますか。もっと、頑張らなければ、ですね…」
アルフラット
15:00:45
「僕のリーナ。まずは考えを改めよう、君は価値のある人間だ」
15:01:00
「そして、今も充分頑張ってくれている」
アデリーナ
15:01:31
「…ありがとうございます。貴方の背中を追い掛け続けていましたからね、師が優秀なのですよ」
15:02:24
「私は、ただがむしゃらに憧れていた物を追い続けている、それだけです。今も昔も」
アルフラット
15:03:00
「憧れているだけでは駄目だね。その手で握りしめないと、意味は無いよリーナ」
アデリーナ
15:03:20
「…あのドラゴンゾンビの時は正直どうかとは思いましたけどね」
アルフラット
15:03:36
「ガムシャラも良い。だが、時には止まってみると良い。広いぞ、世界は」
15:03:52
「ははは。理由を説明する暇がなかったからね」
アデリーナ
15:04:29
「もちろんです。ですから、こうしてここでさぼっているのです」
アルフラット
15:05:27
「おや。勤勉を売りにしていたリーナがサボっているなんて。いったい誰が君を変えてしまったのだろう」とぼけたように
アデリーナ
15:06:12
「ええ、これも師匠の影響でしょうか。アルフ様に呼ばれたという口実で、雪かきから逃げてきました」
アルフラット
15:07:24
「そういう肉体労働はヒーローにでも任せておけばいい」
15:07:54
「うん、素晴らしい判断だ。こうして話をする、というのは雪かきより重要だ」
アデリーナ
15:07:56
「とは言え、もっと凄い方々が居ましたので余裕でしょうけどね」ふふっと笑い
15:08:59
「ですので、ジャムと紅茶とスコーンを持ってここに来たという訳です。お話したい事もありましたからね」
アルフラット
15:09:37
「完璧なプランだ。これも師が優秀なおかげだ。本当に面を拝んでみたいよ」
15:10:01
「それで。他に聞きたいことはあるかな?」
アデリーナ
15:11:15
「あとは、ですね。その、あの。実はもう一つの用事が」 急に歯切れが悪くなる
15:12:19
「本当は、こちらが本題、でして…」何か持ち出しているようだが何かはまだ見えない
アルフラット
15:12:31
「うん? なにかな。さっぱりだ」
アデリーナ
15:13:14
窓の方に移動し、もじもじと何かを思い悩んでいるように見える
アルフラット
15:14:15
「そういえば。蒼き星では祝い日らしいね」
アデリーナ
15:14:17
(スコーンや紅茶は問題ないけど。こちらはまた意味が違うからなかなか…困りました)
15:15:19
「あ、蒼き星ですかっ。そう言えば雪かきしてる方の中にも居ましたねそういう人が。半分遊んでましたが…」
入室記録
15:15:49
アデリーナさんが入室しました。
アデリーナ
15:15:49
「あ、蒼き星ですかっ。そう言えば雪かきしてる方の中にも居ましたねそういう人が。半分遊んでましたが…」
15:16:07
@エラーゆるさないよ
アルフラット
15:16:22
「そうだね。なんでも、女性が贈り物を渡す日だとか」
アデリーナ
15:16:52
「そっ、そうなのですか。偶然…ですね?」
アルフラット
15:17:41
「そうだね。よく偶然が起きる日だ」
アデリーナ
15:18:21
「あはは、そうですね。そう…」声が小さくすぼんでいく
アルフラット
15:18:37
「勤勉な君がこんな日を逃すなど思えない」
アデリーナ
15:19:35
「…本当に、アルフ様は何でも知っているのですね…」まだ窓の方を向いたままだ
アルフラット
15:20:35
「そうさ。僕は何でも知っている」
15:20:52
「こっちを向いてごらん、アデリーナ」
アデリーナ
15:21:23
彼女の手の中にある「何か」を、ぎゅっと握りしめたまま振り向く。顔が相当赤くのぼせたようになっている
15:22:04
良く見ると、主の服と同じカラーリングのラッピングがされた箱のようだ
アルフラット
15:22:57
「シャドウの例に漏れず、器用なんだね」目を細めて感想を述べる
アデリーナ
15:23:52
「…作っては見たものの、意味合いを考えると、どうにも渡し辛く…」
アルフラット
15:24:21
「構わない。それが、君の気持ちなんだろう?」
アデリーナ
15:24:34
「蒼き星の方々に教わり用意していた時は結構気分が乗っていたのですが…」
15:25:03
「…はい」ぷしゅう、と音がしそうな雰囲気で真っ赤になって俯いている
アルフラット
15:25:16
「ふむふむ」愉しそうに、嬉しそうに
15:25:58
「大丈夫。それを拒絶したりなんかするものか。素直に受け止めるよ」
アデリーナ
15:26:13
「…あの、受け取って、貰えます、か」「…!」
15:27:01
「良かったぁ…」安心した顔でへなへなとなるだろう。少し涙目にも見える
アルフラット
15:27:46
貴方から包み箱を受取ると、その手の甲にキスをする
15:28:11
「ありがとう、リーナ。とても嬉しいよ」
アデリーナ
15:29:07
「…!」しばらくボーっとした後、その手の甲をもう一つの手で大事そうに包み込むだろう
15:29:27
「…私こそ、そんな。嬉しいです」
アルフラット
15:29:29
「さて。僕の方からのお返しなんだけど」
15:30:01
「あいにく、僕にも分からないことがある。女性が好むものとなると、てんで分からない」
アデリーナ
15:30:29
「…ええっ、あっ、そう言えばこちらではお互いが、なんでしたっけ。考えてもいませんでした」
15:31:10
「…私も子供の頃から感覚がさほど変わっていないのですよね。どうしましょう」
アルフラット
15:32:14
「だから、君にはこれを託す」木の箱を君へ渡す
アデリーナ
15:32:41
「あ、ありがとうございます。今ここで見ても良いですか」
15:33:34
箱を大事そうに受け取り、相手に許可を求めるだろう
アルフラット
15:33:37
「ぜひ開けてくれ」
アデリーナ
15:33:57
「では、遠慮なく」箱を開ける
アルフラット
15:34:09
そこに入っているのは銀で作られたナイフだ。
15:34:35
「これは僕が初めて父から貰ったものでね」
アデリーナ
15:35:20
「これは、また…。って、ええええええっ、そんな大事な物を」驚き過ぎて声が出ない様子だ
15:35:33
口をパクパクさせている
アルフラット
15:36:15
「シルバー・ナイフ。いわゆる銀製の道具だ。魔除けの意味合いもあるし、実際、一部の毒物に対しては刃が曇って知らせてくれる」
15:36:56
「他には精霊など実態のない敵を倒せたり……要は、貴族的には至って普通の道具だ。必需品と言っていい」
アデリーナ
15:37:20
「そ、そんな貴重なものを人の手に委ねて良いのですかっ!?」
15:37:50
「確かに私も7つの誕生日に銀の匙を母から貰いましたけど。そんな」
アルフラット
15:38:12
「君だからこそ託すんだ」
15:38:45
「僕がナイフを握ったとしよう。魔物を倒せると思うかい?」
アデリーナ
15:39:21
「…ええと、それは。はい。…あ、ありがとう、ございます。その刀の代わりに私がなり続けるよう、努力します」
アルフラット
15:39:59
「うんうん。分かってくれたようで何より。そしてもう一つだけ、大切な意味があるんだ」
アデリーナ
15:41:37
@あれ、打ったの反映されてない
15:41:49
「大切な意味、とは」
アルフラット
15:42:54
「もし僕が道を違えたとき。過ちを犯した時」
アデリーナ
15:43:34
「…」その先の意味を察したようだが、聞き続けている
アルフラット
15:43:47
「そのナイフで僕を貫いてくれ。僕は死ななければ理解できない人間なんだ」
15:44:04
「それを託せるのはリーナ。君しかいない」
アデリーナ
15:44:33
「…で、ありますか。ですがそうならないよう、事前に止めて見せます」
15:44:54
「もし、それでも失敗したならば、その時は…」
15:45:19
(私も躊躇いなく、後を、追います)
アルフラット
15:46:44
「ふふ。これでようやく、安心することが出来る」
アデリーナ
15:46:47
(きっと、それはとても耐えきれない事だから)
15:47:46
「…私にとっては心配の種が増えましたよ、もう…」
15:48:34
「絶対にそんな未来は訪れさせないようにしなくては。それに…」
アルフラット
15:48:47
「はっはっは。まだ僕は正気だから安心してくれ。そうだね、君が居る限りは」
15:48:50
「それに?」
アデリーナ
15:49:21
「恐らくは混沌によって無理矢理生かされている私の方が先に…いえ、何でも」
アルフラット
15:50:38
「安心してくれ。アーティストが全て悲惨な末路をたどると決まったわけではない」
15:50:55
「もし仮にそうだとしても」
15:51:42
「君が生きている間は幸せな時間にしてみせよう。それが僕の誓い(プレッジ)だ」
アデリーナ
15:52:21
「…ありがとうございます。アルフ様」
15:53:53
「それではさっそく、鍛冶師と革職人にホルダーと鞘を用意してもらわねば、ですね」箱を大切そうに餅
15:53:57
持ち
アルフラット
15:54:27
「そこまでしてくれなくて良いんだよ? 僕だって机の引き出しの中に忘れ去っていた代物だからさ」
アデリーナ
15:54:42
「大切にしまっておくのも良いのですが、常に身に着けておくことにします。お守り、なんですよね」
アルフラット
15:55:06
「どうも僕には執着心というのが希薄らしくて…… ああ、そうだね。じゃあそうしてくれ」
15:55:20
「あげたものだ。どうするかは任せるさ」
アデリーナ
15:55:35
「それに、これはペンダントの類と同じような物ですから。是非身につけておきたくて」
アルフラット
15:56:32
「うっかり重ね撃ちに使用して無くさないようにしてね?」
アデリーナ
15:57:16
「あ、勿論ですっ!これはダガーとは別にしておきたいのです」
15:58:09
「…ですから、服の中に身に着けておけるよう…」ごにょごにょと
アルフラット
15:58:28
「斬らないようにね。君が傷つくことが、僕にとって一番辛いのだから」
15:59:19
「そのナイフも本意じゃないだろう」
アデリーナ
15:59:22
「金属製の鞘があればきっと大丈夫でしょう。装飾品扱い、ですからね」
16:00:54
「それに、これはまず抜くことが無いものですからね。余程の事が無ければ」
アルフラット
16:01:55
「そうだね。そうしてくれると嬉しいかな。願わくば、刃によって切り裂かれることが無いよう」
アデリーナ
16:02:45
「お互いに、です」安心したのか紅茶を飲み始めた
アルフラット
16:02:53
「さて。僕もそろそろ仕事をしてポイントを稼いでおこうかな・次の陰謀をねらねばならない」
アデリーナ
16:03:36
「では手伝いという名目でもう少しここに居させてもらいますね」お茶菓子をぱくつきながら
アルフラット
16:03:37
「いいかね。最後に、これから言うことはしっかり覚えておくんだ」
アデリーナ
16:03:51
「…はい」真剣な顔になる
アルフラット
16:04:20
「このままではいずれ、リーナと僕は離れ離れになる。それは僕の家の都合によってだ。貴族という制度がそうさせる」
16:04:57
「だからといって、貴族制度を壊すにはこの国は脆すぎる。ならば、それを都合よく利用するまでだ」
アデリーナ
16:05:12
「…それは存じております。本来ならアルフ様は数年前にはもう誰かと婚姻しているはず…」
16:06:15
「と、いいますと…?」
アルフラット
16:06:38
「……君を失わないために、僕は陰謀・策略・計略を巡らせるだろう」
16:07:00
「それだけさ」
アデリーナ
16:08:02
「わかりました。そのためになら幾らでも私を利用してください」
16:08:56
「力になって見せます。そのためにももっと功績を」
16:09:12
「ということになりますね」
アルフラット
16:09:20
執着心が希薄と自分から男の面影はそこにはない
16:10:05
「そう。セアン公、あわよくばエカチェリーナ公すら驚くような何かを成し遂げる」
16:10:32
「君と居るために――神算鬼謀をも出し抜いてみせるさ」
16:10:38
にっこりと笑う
アデリーナ
16:10:41
自信を失った少女が、それを取り戻すのはきっとそう遠い日の事ではないのかもしれない
アルフラット
16:11:15
「さて。仕事を手伝ってくれるか。そろそろサインするのにも飽きてきたしね」
アデリーナ
16:11:43
「ですね。書類整理をはじめましょう」
16:11:56
そうして日常に戻って行くだろう
退室記録
16:14:25
デニスさんが退室しました。
退室記録
16:14:29
アデリーナさんが退室しました。
発言統計
アデリーナ80回51.6%2548文字54.7%
アルフラット75回48.4%2113文字45.3%
合計155回4661文字