(編集中)
さて、ではご存知の通り、かつてこの地は、極大混沌時代、人がまともに住めぬ土地でした。
何分ファーストロードレオン(最初に聖印生み出した人)が混沌に侵された大地を拓いていったのはエーラムを中心とした南側から。北の大地は南に比べ、中々開かれずにいました。 ええこれはもちろんご存知の事でしょうが。
ノーザラン 尤も当時はそのような統一された国ではありませんでしたが―――― ともかくこの国も例外ではなく 日の昇る時間は一定ならず、消えては現われ、現れては消え、果ては年中太陽が姿を消したかと思えば、数年にわたって夜が無く、人々はまともに生きてはいけませんでした。
人々は神殿を立て、太陽に祈り続けました。 荒ぶりし太陽が鎮まるようにと。
カザンの神殿で執り行われた儀式『暁の儀』の最中、何者かが儀式中のイサーク王を暗殺。
その結果、『』
混沌濃度が高く人々は未だ生活がままならない状態。
多くが雪で覆われているが、混沌災害の影響で、環境が激変し多様な環境に変化している。
かつて不凍港として、ノーザランの中心となっていた都市。
現在は周囲の火山活動が活発したほか、街も巨大な断層によって隔てられ、
溶岩が断層の底で煮えたぎっている。
城の周囲もまた溶岩で囲まれ、さながら魔界の城が如くそびえたっている。
最北にある都市。港街であり、バリスタを備えた海の猛獣を狩る為の船がいくつも並んでいる。
地殻変動により環境変化が起こったと同時に、体長300mを超える巨大なアザラシが墜落し
巨大な三日月湾を生み出した。そこはアザラシの秘境となったほか、地殻変動により、
特殊な鉱石が算出するようになった。
かつてノーザランにおける穀倉地帯で、ライ麦が広く生産されていたが、
作物は悉く枯れ果て、大地はひび割れ荒野と化した。<s>まさに世紀末</s>
蓄積してあった穀物は金へと姿と変え、金貸し業や保険業を始めるようになった。
その分格差は激しく、辺境は苦しい生活を強いられる。
かつて万年雪に閉ざされていた都市だが、現在は真逆の常夏のの都市となった。
地殻変動の影響で島となり、周囲にはジャングルが溢れている。
一見平和だが、ジャングルには得体の知れない投影体の蛮族が住み着き、
危険地帯となっている。
かつてイルクーツク、カザン、パラナをムルマンスクに結んでいた都市。
今は異界より投影された大坑道の集積地となり、現在もまだまだ交易都市として盤石。
しかし海中に沈んでしまい、地下と海中の二つの層に別れてしまった。
かつて軍事の要所であったが、今は砦が悉く崩壊し、またその再建は進んでいない。
しかし、一部のものにしか知られていなかった、この国の殺人術を国民総てが
混沌の影響で取得してしまい、一市民が非常に強力な力を持ってしまった。
いつでも互いに殺すことができたことで、却ってゆとりができ、小さな諍いもなくなった結果
この国は平和になった。
国の中心に位置する場所にあり、遺跡の上に建てられた都市だったのだが、
その遺跡は魔神王を名乗る少女の居城へと変貌を遂げ、かつての神官たちは、
悪逆の徒として反転してしまった。
重犯罪こそ少ないが、軽犯罪が非常に増えた他、魔神王の気まぐれで何が起こるかわからない、
文字通りの魔窟と化してしまった。
かつて、サマーラとパラナを結んでいた都市であったが、今は島国となってしまった。
気候変動のほか混沌の影響で大地が異常に肥沃になったり、魔境産の食物が増え、
食物が安定供給できるようになり、美食の苗床と呼ばれるようになった。
一方で最も海運が発達している国でもある。