(編集中)

シーズン:1

 人々は神殿を立て、太陽に祈り続けました。 荒ぶりし太陽が鎮まるようにと。
太陽は、祈りを捧げる人々に向けて仰りました。
『ならば祈りを捧げよ。年に2回、我に祈れ。その時に我はゆっくりと目覚め、その時に我はゆっくりと眠る』
『だが祈りを間違えれば汝らに災厄が下ろうぞ――――。汝らが約定を守り続ける限り、我は約束を違えぬ』
――――レオノヴァ家の当主だけが祭壇へと昇り、祈りを捧げ、7人の騎士が神殿を取り囲み祈りを歌を捧げる形となりました。 
それ以外の者が儀式中に侵入してしまえばどうなってしまうか――― 

                                かつてのカザン神殿の司祭長

概要

カザンの神殿で執り行われた儀式『暁の儀』の最中、何者かが儀式中のイサーク王を暗殺。
その結果、『暁の儀』が失敗、更に禁忌が破られた。
その後、突如膨大な混沌の奔流があたりを塗りつぶし、それはノーザランという国を悉く覆い尽くした。
ノーザランの国々は、気候は変わり、地殻が変動し、大地は海に沈み、溶岩が溢れ、殺人術が伝番し、魔王が現出した。

一先ず混沌災害は落ち着いたが、昼夜の概念は国全体で揺らいでおり、国のあちこちに魔境が出現。
姫君であったエカチェリーナが女王となり、国をまとめ、"大聖印の顕現"を目標に掲げ、ノーザランから混沌を祓う事を誓い、暗闇からのスタートとなった。


混沌濃度が高く人々は未だ生活がままならない状態。
多くが雪で覆われているが、混沌災害の影響で、環境が激変し多様な環境に変化している。

主要都市

"燃え盛る魔都"ムルマンスク

かつて不凍港として、ノーザランの中心となっていた都市。
現在は周囲の火山活動が活発したほか、街も巨大な断層によって隔てられ、
溶岩が断層の底で煮えたぎっている。
城の周囲もまた溶岩で囲まれ、さながら魔界の城が如くそびえたっている。

"アザラシ半島"ノリリスク

最北にある都市。港街であり、バリスタを備えた海の猛獣を狩る為の船がいくつも並んでいる。
地殻変動により環境変化が起こったと同時に、体長300mを超える巨大なアザラシが墜落し
巨大な三日月湾を生み出した。そこはアザラシの秘境となったほか、地殻変動により、
特殊な鉱石が算出するようになった。

"ノーザランの大銀行"アストラハン

かつてノーザランにおける穀倉地帯で、ライ麦が広く生産されていたが、
作物は悉く枯れ果て、大地はひび割れ荒野と化した。<s>まさに世紀末</s>
蓄積してあった穀物は金へと姿と変え、金貸し業や保険業を始めるようになった。
その分格差は激しく、辺境は苦しい生活を強いられる。

"極楽都市"パラナ

かつて万年雪に閉ざされていた都市だが、現在は真逆の常夏のの都市となった。
地殻変動の影響で島となり、周囲にはジャングルが溢れている。
一見平和だが、ジャングルには得体の知れない投影体の蛮族が住み着き、
危険地帯となっている。

"海中都市"ペルミ

かつてイルクーツク、カザン、パラナをムルマンスクに結んでいた都市。
今は異界より投影された大坑道の集積地となり、現在もまだまだ交易都市として盤石。 しかし海中に沈んでしまい、地下と海中の二つの層に別れてしまった。

"平和都市"サマーラ

かつて軍事の要所であったが、今は砦が悉く崩壊し、またその再建は進んでいない。
しかし、一部のものにしか知られていなかった、この国の殺人術を国民総てが
混沌の影響で取得してしまい、一市民が非常に強力な力を持ってしまった。
いつでも互いに殺すことができたことで、却ってゆとりができ、小さな諍いもなくなった結果
この国は平和になった。

"魔窟都市"カザン

国の中心に位置する場所にあり、遺跡の上に建てられた都市だったのだが、
その遺跡は魔神王を名乗る少女の居城へと変貌を遂げ、かつての神官たちは、
悪逆の徒として反転してしまった。
重犯罪こそ少ないが、軽犯罪が非常に増えた他、魔神王の気まぐれで何が起こるかわからない、
文字通りの魔窟と化してしまった。

"美食の苗床"イルクーツク

かつて、サマーラとパラナを結んでいた都市であったが、今は島国となってしまった。
気候変動のほか混沌の影響で大地が異常に肥沃になったり、魔境産の食物が増え、
食物が安定供給できるようになり、美食の苗床と呼ばれるようになった。
一方で最も海運が発達している国でもある。

トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS