[[極北の大聖印]] *『極北の華』ムルマンスク [#qfbbb7a1] これはかつて極北の華と呼ばれたころのムルマンスクである。 **気候 [#k21df196] アトラタン大陸最北部に位置しているということもあり、非常に寒冷な土地。山脈などのない平野ため、降雪量は意外に少ない。沿岸部も、一部の時期を除いて流氷などはなく、国外へ往く船が行き来している。 **特徴 [#w511e4db] ノーザラン最大の都市であり、古くから在る街。石造りの建物は堅牢で、豪華な装飾が施されている。国外との交易を行っている数少ない都市であり、その輸入量はペルミよりも多い。そうした関係もあって、大商人が集まり、金融・保険なども発展している。そうしたこともあり高級住宅街が存在し、貴族に近い地位を持っている。 **産業 [#s9945038] 上述の通り貿易とそれに付随する金融業が発展している。降雪量も少ないため農業を一部行っているが、穀物の生産はアストラハンと輸入作物に依存している。 **政治 [#da10ffee] ノーザランの全てを統括する王権政治。絶対王権に近く、他の領地よりも地位が高い。ムルマンスクはノーザランを統べるレオノヴァ家の直轄地であり、直接的な収入はムルマンスクから得ている。 **名所 [#le983bd1] ***ズィマー・クレムリン [#s5000886] 『冬の城』と名付けられたレオノヴァ家の王宮。その景観は美しく、ムルマンスクで最も美しいランドマークとなっている。