本キャンペーンの舞台となるノーザランは、アトラタン大陸の北部に位置している。
ヨーロッパの東欧、ロシアをイメージしてもらえるといいだろう。
しかし、国は大きく変貌を遂げてしまった。国儀の最中に王が暗殺され、何の因果か、
儀式を行っていた祭壇から途轍もない混沌が溢れ出してしまった。
その影響で、国中で大規模な地殻変動や環境変化が起こり、かつてのノーザランは見る影もなくなってしまった。
この舞台は本キャンペーン用にCM?が用意した設定なので、グランクレスト戦記など、 公式書籍と食い違いが出た場合、本キャンペーンではこちらの世界観を優先する。
現在ノーザラン全体で、これと言える気候はない。傾向で言うのであれば、今まで南の方が比較的温暖であったが、今や北の方が温かく、
南の地域の方が寒冷地となっている。また、地殻変動により陸地が浮き沈みし、海に沈んだ都市もある。
代々ノーザランの地を納めてきた名家。少ない土地の奪い合いなども多かったこの土地を、
初代レオノヴァ家当主に当たる人物が平定し、この地に平穏をもたらし、当時蔓延っていた
魔境を浄化。結果としてこの地の主と認められた。
レオノヴァ家に仕える7騎士たちは血筋はどうあれ、聖印はレオノヴァ家に従った7人の君主の
者を継承している。
かつてはイサーク・レオノヴァ?がノーザランの王であったが、大災害?直前に暗殺され、
現在はその娘である、エカチェリーナ・レオノヴァ?が聖印を継ぎ、ノーザランの女王となった。
レオノヴァ家に代々使える、騎士たち。血筋が絶えた家もあるが、 聖印だけは初代から脈々と受け継がれてきている。
レオノヴァ家が治める都市。国外とを繋ぐ貿易港があり、石造りの美しい景観の街出合ったのは今や昔。
ムルマンスク一帯は溶岩が湧き出し、首都であるムルマンスクの都市は大きくひび割れ溶岩が顔をのぞかせている。
またこの地域の馬は悉く混沌により変異し、幻想馬や邪紋馬となった。
ノーザラン最北の街。海獣を狩る事で生計を立てている。造船技術を持っていたのはかつての事。
大規模な地殻変動と、超巨大アザラシが空から落下し、巨大なクレーター湖が出現。
アザラシがあふれ出す魔境と化した。
ノーザランの穀倉地帯で、ライ麦などを生産していた栄光は以前までの事。
荒れ果て、ひび割れた岩の大地には作物はまともに育たなくなり、土地は荒れ、野盗が増えた。
また、国境付近にある二つの街は駐留していた軍が軍閥化し、独自の治世を開始。
それぞれの都市、街がためていた資金を元手に金貸し業、銀行業を始める。
遺跡の上に作られた都市。中心部にある祭壇は王家ゆかりの場所であった事はもはや記憶から忘れ去られている。
大災害直後に現れた"魔王"を称する者が神殿を禍々しい城へと作り変え、大地は数百メートル沈降し、
都市の周囲にはエルフの森が現出。
ノーザラン国内最大の貿易都市。経済力が高い反面、治安は悪い。
最も東にある都市で、雪に隔絶されている。遺跡を利用した地下空間に居住している。
山のふもとにある採掘都市。採掘、精錬、冶金技術が高い。
最も守りが固い城塞都市。他国との小競り合いが多く、また旅人や商人の出入りが多い。